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他者を見るとき、その人が「男性」か「女性」かということは、常に大きな判断材料になってきました。しかし、見た目だけでその人が「男性」か「女性」か判断できるのでしょうか。心の性と身体の性が一致しない「性同一性障害」をもつ人の性は、どちらかに簡単に決められるものなのでしょうか。このことが「性同一性障害」をもつひとにたいへんな苦悩を与えています。
身体の性は、医療技術の進歩(いわゆる性転換手術)によって、変えることができるようになりました。また、戸籍の性別も、まもなく施行される「性同一性障害者」の性別変更の特例法によって、変更が可能になりました。しかし、問題点や課題も多く残されています。
この講演会では上川あやさんご自身の「性同一性障害」の経験を通して、「男性」の生きかた、「女性」の生きかた、というステレオタイプにとらわれることなく、人が誰でも自分らしく生きることのできる社会のありかたについて考えていきます。
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